建築ニュース2020年2月号 ➂

建築ニュース2020年2月号 ➂

建設労働需給調査/8職種で1.5%の不足
国土交通省が1月27日に公表した建設労働需給調査結果(令和元年12月調査)によると、全国の過不足率の状況は型わく工(土木・建築)、左官、とび工、鉄筋工(土木・建築)、電工、配管工の8職種全体で1.5%の不足率となり、特に型わく工(土木)と、とび工で2.6%と不足率が大きい。


木耐協が第22回全国大会を開催
日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)は1月16日、第22回全国大会を開催した。小野秀男理事長はあいさつで、組合設立のきっかけとなった阪神・淡路大震災から25年を迎えることにふれ「家のある人は私たちの仕事で守ることができる。私たちの仕事は社会貢献そのもの。今年も一年、医者と同じように人の命を預かる崇高な仕事をしているという認識をもとう。震災でなくなる人を一人でも減らすことが私たちの仕事」と訴えた。


住宅産業塾が新春セミナー2020を開催
住宅産業塾(長井克之塾長)は1月24日、新春セミナー2020を東京都内で開催し、魅せる現場コンテスト2019の表彰式を行った。審査の結果、総合最優秀賞は㈱小河原建設(東京都中野区)、円建創㈱(島根県松江市)、ou2㈱(東京都江東区)の3社が受賞。小河原建設と円建創は、今回で3度目の総合最優秀賞を受賞したため、㈱HORI建築(京都府福知山市)、寿ホームズ㈱(鳥取県倉吉市)、工藤建設(横浜市)、富田製材㈱(岐阜県加茂郡)に続く殿堂入りとなった。


マイナンバーでキャリアデータ一元化/CCUSカードで資格証の代用も
建設技能者が、いつ、どの現場で、どのような作業に従事したのかといった個々の就業履歴をシステムに蓄積する「建設キャリアアップシステム(CCUS)」の本格運用が昨年度から始まり、昨年10月には建築大工の評価基準も認定された。CCUSは、技能者の適正な評価と処遇の改善による環境整備が期待されるほか、社会保険加入状況の確認など現場管理の効率化にも繋げることが求められている。また、建設業退職金共済制度(建退共)とも連動。CCUSに蓄積した就労履歴データを活用した電子申請を促進することで、労働者の就業実績を漏れなく建退共退職金の掛金充当につなげていくことなども想定されている。


SDGsは経営を見直すガイドライン
「これからの工務店経営とSDGs(持続可能な開発目標)」発刊

SDGs(エスディジーズ、国連・持続可能な開発目標)が、徐々に日本社会にも浸透してきた。住宅関係者でも、胸に17色のバッジを付ける人が増えてきている。とはいえ、まだまだ「SDGsってなに?」「どのように取り組めば良いの?」という状態の人は少なくないだろう。このほど出版された『これからの工務店経営とSDGs(持続可能な開発目標)』(発行:日本建築センター)は、工務店がSDGsを経営に導入するためのガイドライン。同書を参考に、将来を見据えて経営の在り方を見直すことが、持続可能な地場工務店を確立することに繋がるだろう。

(出典:NJS日本住宅新聞

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