建築ニュース2020年2月号 ➃

建築ニュース2020年2月号 ➃

新型コロナウイルスの影響/4月以降欠品の可能性も
新型コロナウイルスによる影響が、住宅業界にも徐々に出始めている。建材・部材や設備・機器の工場を中国に置いているメーカーからは「とにかく情報がない」という声が多く聞かれる。「2、3月は在庫があるが、4月以降欠品が出る可能性がある」という流通関係者は少なくない。
あるメーカーは、中国で委託している工場が閉鎖されているため、他の地域の工場に委託先を変更することができたものの、「工場を稼働させる手続きに何が必要か、当局に問い合わせても分からない」という。そのほか「金型を移す先が見つからない」「工場で働く人が集まらない」といった声もある。


工務店で働く女性の理由/「社風が良かった」が1位
工務店向け業務効率化ソフトを運営するエニワン㈱は、工務店に勤める女性1098人を対象に「工務店女子」の実態調査を実施した。工務店に勤めることになったポイント(複数回答可)について質問したところ、『社風が良かった』(41.5%)と回答した人が最も多く、次いで『インテリアデザインやコーディネートが好き』(31.4%)、『建築設計が好き』(26.1%)、『人生で一番大きな買い物に携わりたかった』(14・1%)、『地域社会への貢献度が高い』(12.4%)、『家族が建設・建築業だった』(10.7%)と続いた。


「五輪は商売上リスク」の声も/東京材木商協同組合相場調査委員会
東京材木商協同組合相場調査委員会が1月の木材相場予想を発表した。令和2年最初の確認の状況報告は概ね12月・1月ともに「やや悪い」という声が大半だった。「取引先の工務店等では小口のリフォーム現場が多く、都内では新築現場がないため、水回りの仕事を取ることでやっと数字をまとめている」等の話が紹介された。


総合住宅展示場来場者アンケート/平均世帯年収は716万円で過去最高
(一財)住宅生産振興財団と住宅展示場協議会は、総合住宅展示場来場者アンケート2019調査報告書を発表した。住宅展示場を訪れた人の年代をみると、35~49歳の中年層が46.0%で昨年からさらに増え、(昨年41.4%)最も多い。34歳以下の若年層は37.3%で(昨年39.3%)減少している。
また平均世帯年収は716万円で前回の702万円から14万円増額、過去10年で最も高くなった。過去5年の推移を見ると、若年層、中年層は平均世帯年収が徐々に上がってきている。


住宅の不動産価格指数/前年同月比59カ月連続上昇
国交省は1月29日に不動産価格指数(令和元年10 月・第3四半期分)を公表した。住宅の不動産価格指数は、59カ月連続して前年同月比で上昇し、前年同月比で0.1%上昇。指数は2010年の平均を100として算出。10月分の全国の住宅総合は、前年同月比0.1%上昇の112.0(先月114.1、59カ月連続して前年同月比で上昇)だった。

住宅用太陽光による電気の買取り価格/2020年度は21円/kWh
太陽光発電など再生可能エネルギーの固定買取り価格制度(FIT)の買取り価格を検討している経済産業省の調達価格等算定委員会は、2月4日の会議で、2020年の買取り価格案を示した。住宅用など10kW未満の太陽光発電による電気の買取り価格(余剰電力の買取価格)は21円/kWhとした。2019年度より、3円/kWh下げた。調達期間はこれまでと同じ10年間。

(出典:NJS日本住宅新聞

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