建築ニュース2020年4月号 ②

建築ニュース2020年4月号 ②

キーテック、吉野石膏、ビッグウィルが共同開発
曲面デザインや薄い化粧パネルによる簡単施工の不燃木質内装材
㈱キーテック(東京都江東区)、吉野石膏㈱(東京都千代田区)、㈱ビッグウィル(徳島県三好郡)の3社は3月13日、JKホールディングス本社ビルにて、合同新製品発表会を開催した。当日は天然の積層柄突板をシートにした木質内装材「バームクーヘン」の販売を開始することを発表した。
基材の種類には、従来保有する石膏ボード、金属板、アルミ板の不燃認定に加え、吉野石膏のガラス繊維入りせっこう板「タイガーグラスロック」を使用した不燃認定を追加した。グラスロックは、厚みが5㎜と薄くて軽いため、運搬・施工が楽になり施工の簡略化が図れることに加え、濡らさなくても曲げることが出来るので、自在な曲面施工が可能となった。また、表面にはビッグウィルの天然木不燃シートを採用している。


2020年2月の新設住宅着工
全体の減少傾向変わらず、持家は7カ月連続減少

国土交通省が3月31日に公表した2月の新設住宅着工戸数は6万3105戸(前年同月比12.3%減)で8カ月連続の減少となった。持家は7カ月連続の減少、貸家は18カ月連続で減少、分譲は4カ月連続の減少。季節調整済年率換算値は87万1380戸(前月比7.2%増)で先月の減少から再びの増加となった。


JAS構造材利用拡大事業、個別実証事業公募開始
(一社)全国木材組合連合会は低層の戸建て住宅を除く建築物において木造建築を増やし、木材の需要拡大を図る「JAS構造材利用拡大事業、個別実証事業」の公募を開始した。今年度(2020年度)は前年度(2019年度)に比較して、助成対象となる物件、構造材を拡大して実施する。全木連では木造建築に品質、性能が明確なJAS製品を使用することで、商業・公共施設、集合住宅等の中高層の木造建築を、安心して設計、建築して欲しいとしている。


所有者不明土地に対する取組の提案を募集
国土交通省は昨年6月に全面施行された所有者不明土地法に基づき、地域の福利増進事業等の実施に向けた取組を支援するため、所有者不明土地の状況把握や利活用等を促進するモデル的な取組の提案募集を開始した。所有者不明土地法では「地域福利増進事業」と呼ばれる所有者不明土地を都道府県知事の裁定を受けることで広場・防災空地・購買施設等、地域の福祉や利便の増進のために使うことができる制度が創設された。


木造軸組工法による耐火建築物実例集を公表/木住協
(一社)日本木造住宅産業協会(木住協)は、最新の住宅や中大規模木造建築物の作品集を取りまとめた「木造軸組工法による耐火建築物実例集」をホームページで公表した。「実例集」は木住協の耐火構造大臣認定書(写し)を利用して建築した29の物件を対象に事例を取りまとめたもので、応募用紙に記載された内容や写真の説明等をできる限りそのまま掲載している。


ネコと暮らす木造3階建、三茶に建設中
保護ネコ譲渡が入居の条件 1階はカフェやワーキングスペースに

東京・世田谷の三軒茶屋は渋谷からも近く、路面電車の東急世田谷線の始発駅でもあり、東京の下町の風情も残した地域。そこに保護ネコと一緒に住む賃貸住宅『SANCHACO(サンチャコ)』が6月にオープンする。サンチャコは東急田園都市線の三軒茶屋駅から歩いて五分ほど、大きな通りから路地を入った住宅街に建築中。木造3階建で、2、3階がメゾネットタイプの賃貸住宅4戸になる。1階は道路に面した部分はカフェやスナックなどにできるレンタルスペースと、奥にネコとともに働くワーキングスペースを配置した。

(出典:NJS日本住宅新聞

建築ニュースカテゴリの最新記事