建築ニュース2020年4月号 ③

建築ニュース2020年4月号 ③

東京合板卸売実勢価格4月1日調査/合板メーカーの出荷量低下
2月の統計で国内針葉樹合板は在庫量が15.7万㎥と大幅に増加した。これを受け、国内合板メーカー各社からは減産の発表がされたが、現状の価格は弱含みの展開だ。好調だったプレカットでも地場工務店が取引の主体となっている工場は工務店の受注減にあわせて稼働を落としており、結果的に合板メーカーの出荷量も低下するなど、全体的に厳しい展開となっている。
加えて新型コロナウィルスの影響による需要の冷え込みはいつまで続くのか見通しが立っていない。今後、需給バランス調整が行われたとしても先行きは不透明な状況だ。


特定空き家等への助言・指導は累計1万7026件
総務省と国土交通省は「空き家等対策の推進に関する特別措置法」の施行状況等について、地方公共団体を対象に年2回調査を行っている。今回、平成27年5月の完全施行から昨年10月1日までの4年半の累計で、「特定空き家」等に対する措置状況について発表、助言・指導は累計で1万7026件だったことが分かった。
同法は空き家の実態調査や所有者へ適切な管理の指導等ができるほか、そのまま放置すれば倒壊等につながる空き家を「特定空き家」に指定すること等ができるもの。「特定空き家」とは倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態等の空き家を指す


住宅ローン減税の適用条件を緩和
国土交通省は7日、新型コロナウィルス対策として、住宅ローン減税の優遇条件を緩和する方針を発表した。新型コロナウィルス感染症の影響により、やむを得ず住宅ローン減税の入居期限要件を満たせない場合でも、代わりの要件を満たすことで期限内に入居したのと同様の減税措置を適用する。


住まいのリフォームコンクールを実施
(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターは「第37回住まいのリフォームコンクール」を開催する。同コンクールは全国各地で施工された住宅リフォームの事例を募り、住まいとして優秀な事例についてリフォームの依頼主(施主)・設計者・施工者を表彰。これを消費者や事業者に広く紹介することで、住宅リフォームの促進とその水準の向上を図ることを目的としている。


暑さ指数について情報提供
「環境省熱中症予防情報サイト」17日から指導

近年、気候変動やヒートアイランド現象の影響により都市部を中心に暑熱環境が悪化し、熱中症の発生が数多く報告されている。外部で作業を行うことの多い職人の健康状況を管理することは、工務店にとって、未然に事故を防ぐための重要な要素といえる。
この度、環境省は熱中症を未然に防止するため、「環境省熱中症予防情報サイト」を設置し、熱中症の発生しやすさを示す暑さ指数(WBGT:湿球黒球温度)の予測値・実況値の提供を行うと発表した。今年度は4月17日~10月30日まで情報提供を行う。

(出典:NJS日本住宅新聞

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