建築ニュース2020年6月号 ③

建築ニュース2020年6月号 ③

6月も荷動きは低調 国産合板
東京合板卸売実勢価格6月3日調査
 国産針葉樹合板は、5月に続いて6月も荷動きは低調なまま推移している。ルートでの製品販売は、コロナ禍の影響もあって川下の仕事量が減少し、落ち込みが顕著だ。5月の終わりに緊急事態宣言が全国で解除され、6月初めから流通業者の営業活動は徐々に再開されたが、購買側の当用買いはしばらく続きそうだ。


建築物リフォーム・リニューアル調査
令和元年度の受注高の合計 住宅は前年度比10.7%減
 国土交通省は6月10日、建築物リフォーム・リニューアル調査の令和元年度第4四半期受注分と令和元年度計を公表した。令和元年度の建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高の合計は12兆7394億円で、対前年度比で5.5%増加した。そのうち、住宅に係る工事は3兆4943億円で同10.7%減少した一方、オフィスビル、学校、工場などの非住宅建築物に係る工事の受注高は9兆2451億円で同13.3%の増加と、堅調に推移している。


熱中症対策にも目を向けて
 暑い夏がやってくる。この季節、工務店が特に気を付けなければいけないのが、職人達の熱中症対策だ。特に今年は、新型コロナウィルス対策で、顧客や同僚労働者への感染を防ぐためにマスクを着用することが求められるが、気温・湿度が高い環境下でのマスク着用は熱中症を誘発する要因となりうる。十分な感染症予防対策を行うことは当然だが、職人が現場において息苦しさを感じた場合、周囲の人との距離を十分にとれる場所では、マスクをはずして休憩をとらせる等、熱中症の予防措置を講ずることが重要となる。


リーマン不況に迫る需要予測
 ジャパン建材のJK情報センターは、取引先における需要動向予測調査結果を6月5日に公開した。同調査は、ジャパン建材㈱の取引先における販売動向及び、景況判断を把握し、今後の適切な販売指針に資することを目的として実施したもの。2020年4月下旬から5月中旬までを調査時点とする。取引先3000社以上にインターネットによる調査を行い、回収したものを一括集計した。調査項目は①前年に比べ仕事量はプラスか、あるいはマイナスか、主要メーカーの予測はどうか。②最近の売れ筋商品、各種調査、リフォームの現状について――だ。


コロナ渦中でも外構関係・網戸良好
東京材木商協同組合相場調査委員会
 東京材木商協同組合相場調査委員会が6月の木材相場予想を発表した。前回の相場調査委員会は新型コロナウィルス感染予防のため中止となったが、材商事務局協力のもと、ウイルス対策を行っての再開となった。4月・5月の商況については、ともに「悪い」という発言が大半を占めた。売上が半減した事業所もあり、大規模イベントの中止、大手建設業者の工事ストップ、職人の出入り嫌悪によるリフォーム工事の延期等が原因として挙げられる。


住宅の不動産価格指数 住宅は前月比0.7%上昇
 国交省は6月5日に不動産価格指数(令和2年2月・令和元年第4四半期分)を公表した。住宅は住宅総合、住宅地において前月比で上昇している。なお、同価格指数だが、今月より即時的な動向把握を可能とするため、季節調整を行い、前年同月比ではなく前月比として公表することとなった。

建築ニュースカテゴリの最新記事