建築ニュース2020年10月号②

建築ニュース2020年10月号②

東京合板卸売実勢価格9月23日調査
国産針葉樹合板8月から荷動き上向き

 国産針葉樹合板は8月の後半から荷動きが上向いて、9月に入っても同様の状態が続いている。荷動きは改善してきたが、価格はまだ横バイで推移しており、ごく一部のケースではあるが安値も見られる。メーカーは減産を継続しており、品薄や欠品のアイテムが出始めている。
多くのメーカーは10月も減産を継続するとしている。今後製品の品薄や欠品は進むと思われ、現場への影響が出ることも予想される。価格は底値横バイで、需給バランスは改善されつつある。値戻しに向けた環境は整いつつあり、10月は相場の変化に注視する必要がある。


大規模木造建築のためのオンライン基礎講習開催
 日本集成材工業協同組合と木構造振興㈱は「中大規模木造建築のための加工・施工技術基礎講習」を10月13日(火)と14日(水)の2日間にわたってオンラインにて開催する。申込みはメールにて行う。対象者は「中大規模木造建築に関心を持っている木材関係者、施工関係者、設計者の皆様」としている。なお、講習参加費は無料で、テキストは事前に送付される。


国土交通省令和21年度予算概算要求発表
一般会計5兆9617億円で対前年度比1.01倍

 国土交通省はこのほど、令和3年度の予算概算要求を発表した。基本方針として「国民の安全・安心の確保」、「持続的な経済成長の実現」、「豊かで暮らしやすい地域の形成と多核連携型の国づくり」を挙げており、防災・減災、国土強靱化等の強力な推進や新型コロナウィルス感染症への対応などの緊要な経費について、所要の要望を行うとしている。


8月の新設着工戸数
全体の減少傾向変わらず 持家は13カ月連続減少

 国土交通省が9月30日に公表した8月の新設宅着工戸数は6万9101戸(前年同月比9.1%減)で14カ月連続の減少となった。持家は13カ月連続の減少、貸家は24カ月連続で減少、分譲は10カ月連続の減少となった。季節調整済年率換算値は81万9060戸(前月比1.0%減)で先月の増加から再びの減少となった。


現代の木造住宅は大地震後も補修し住めるものを
東京都市大学・大橋好光名誉教授が講義

 東京都地域住宅生産者協議会(都住協)が主催した9月28日の「耐震講習会」で東京都都市大学の大橋好光名誉教授が講義を行った。大橋名誉教授は「旧耐震基準に則り建築していた時代とは異なり、現代は木造住宅の性能が低くない。今後は大地震が発生した後も補修して住み続けられる木造住宅が望まれているのではないか」と問題提起した。


世帯人口が減る中で、既存住宅流通をどう活性化していくか
和田国土交通省住宅局長が就任会見

 国土交通省の住宅局長に和田信貴内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)が7月21日、就任した。これをうけて同氏は9月28日、国土交通省建設専門紙記者会の共同インタビューに応じた。和田住宅局長は、来年4月に開始される建築士から建築主への省エネ性能の説明義務制度等について語った。

(出典:NJS日本住宅新聞

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