建築ニュース2020年12月号④

建築ニュース2020年12月号④

現場は動き始め、品不足・単価増へ
東京材木商協同組合相場調査委員会

東京木材商協同組合相場調査委員会が12月の木材相場予想を発表した。今回の商況について報告を行なった佐久間委員長は「新型コロナウイルス感染症に振り回された一年だった。商況も年間『やや悪い』から『悪い』との判断が多かったようだ。飲食関係、イベント関係の仕事はまだまだ動いていない様子だが、ドラッグストアーやコンビニの改装、新設の仕事は「そこそこ」あると聞いている」と述べた。


建築物バリアフリー基準整備 地方公共団体は規模等条例設定可
政府は「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令」を閣議決定した。これは小規模建築物に対応した建築物バリアフリー基準を整備する方針を示すもの。令和3年10月1日に施行する。新設された「条例対象小規模特別特定建築物についての建築物バリアフリー基準」は①道等から高齢者、障害者等が利用する居室までの経路のうち一以上を移動等円滑化経路とし、当該経路を構成する出入口、廊下、傾斜路、エレベーター、敷地内通路等をバリアフリー化すること、②移動等円滑化経路を構成する廊下等、傾斜路及び敷地内通路の幅を90㎝以上とすること、③バリアフリー化の措置が取られたエレベーター等にはその旨の標識を設けること――等を定める。なお、これら以外の基準については、地方公共団体が規模等を勘案して条例で設定することができるとしている。


地元の木材を使いたい人に向けたイベントを開催
東京都・多摩地域の木材を使用した製品について知りたい人、使いたい人を対象にした展示会「多摩産材利用拡大フェア2020」が、12月2、3日、東京都新宿区で開催された。主催は(公財)東京都農林水産振興財団。展示会には3社の新規出展を含む、計27の事業者・団体が参加し、家具・什器、外構・外装、建材の各分野で多彩な多摩産材製品を出展した。


住宅の不動産 価格指数 前月比1.9%増加
国交省は11月27日に不動産価格指数(令和2年8月・第2四半期分)を公表した。全国における住宅の不動産価格指数は前月比1.9%増の114.1で、前年同月比0.8%増加した。住宅地は98.6で1.5%減少。戸建住宅は101.3と1.2%増加しており、マンション(区分所有)は152.3と0.8%増加している。指数は2010年の平均を100として算出。なお、各数値は速報値であり、初回公表後3カ月間は改訂を行うとしている。全国の商業用不動産総合は前期比1.9%減少の119.3と前年同期比 で3.4%減少した。店舗は136.4で3.0%減少、オフィスは 136.8で8.0%減少した。マンション・アパート(一棟)は135.0と2.3%増加した。


合板は久々の強気展開
2月の東京木材問屋協同組合・木材価格市況調査委員会が、3日に開催された。11月の荷動きについては出席者から手ごたえを感じたとの報告が多く聞かれ、特に合板は「在庫薄と出荷好調から納期遅れと欠品が目立ち、年末に向けて久々の強気展開になっている」と勢いある状況が報告された。また外材で米マツ現地挽き製品の大手サプライヤー「マンケ社」の日本向け製品生産中止のニュースが伝えられ、米マツ現地挽き製品の評定価格は立方2000円のアップとされた。

(出典:NJS日本住宅新聞

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