建築ニュース2021年5月号④

建築ニュース2021年5月号④

梅雨時のエアコン手入れ カビを起因とした依頼8割迫る

見積もりプラットフォーム「ミツモア」を運営する㈱ミツモア(東京都千代田区)は梅雨から夏のエアコンクリーニングに関する調査を実施した。その結果同プラットフォームでエアコンクリーニングを依頼した住まい手の78.1%がカビを起因とした理由でクリーニングを依頼していたことが分かった。具体的な内訳として最も多かった回答は「エアコン内部のカビや雑菌が心配」が97人、次いで「吹出し口周辺やフィルターのカビ」が70人となっており、直接カビが気になったとの答えは合せて63.3%だった。また3番目に多かった回答は「不快なニオイ」となっており回答数は39人。ニオイの主原因がカビとされていることから、カビを起因とした理由で依頼した合計の数値は8割に迫る結果となった。この他「新型コロナウイルスの飛散が心配」との声もあった。


合板はGWでさらに品薄へ、仮需発生も
5月12日調査、東京合板卸売実勢価格

国産針葉樹合板の引き合いは引き続き好調に推移している。ゴールデンウィーク明けも依然として需要は衰えておらず納期も要する状況。「即納は困難な状況に入り始めている」との声も聞く。価格は5月からの値上げが既に浸透しているが、ウッドショックの影響や原木価格の高騰などにより受け入れざるを得ない状況となっている。
全国の各合板工場ではゴールデンウィークによって稼働日が少なくなったことにより生産量が極端に減少する模様。一般流通では仮需とみられる受注も見受けられ、既に材が不足気味である状況を浮き彫りにしている。引き続きこの状況は続くと考えられるため工務店には早めの手配が求められる。


「ZEH支援事業」/補助金額は最大80万円

ZEH等の推進に向けて、政府は大きく4つの取り組みを実施している。この中の1つの環境省補助事業「ZEH支援事業」の交付要件は、「ZEHの定義を満たす」、「ZEHビルダー・プランナーに登録する」、「エネルギー計測装置(HEMS)を導入する」等がある。なお「蓄電システム」は必須ではない。
補助対象となるのが、「断熱材」、「開口部材」で、「構造材」、「玄関ドア」等は対象外。さらに「空調・給湯・換気設備」、「蓄電システム」は対象になるが、「燃料電池」、「照明設備」、「太陽光発電システム等」、「エネルギー計測装置(HEMS)」は対象外となっている。
また補助金額は、交付要件を満たす住宅に1戸あたり定額60万円。「蓄電システム」導入の場合、「初期実効容量1kWhあたり2万円」、「蓄電システムの補助対象経費の3分の1」、「補助額上限20万円」のうちいずれか低い補助金額が加算される。公募期間は、1次公募が「5月6日~6月18日」、2次公募が「7月5日~8月20日」、3次公募が「8月30日~9月24日」となっている。


「コンテナ不足問題」/ 情報共有で共通認識を持つことが重要

昨今「ウッドショック」と呼ばれる木材の価格高騰と品不足が問題になっており、住宅をはじめとする多くの業界に影響を及ぼしている。この原因の一つに世界レベルのコンテナ不足が背景としてあるのではないかと考えられている。こうした中、国土交通省は、流通における「コンテナ不足問題」を受け、農林水産省・経済産業省と共同で、関係者による情報共有のための会合を4月23日に開催した。同会合は、関係者間で情報共有を行い、共通認識のもと連携して対処していくことを目的に実施されたもの。また、同会合では、㈱野村総合研究所から「総括的な状況説明」等の発表が行われた。

(出典:NJS日本住宅新聞

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